この記事では、よく使うショートカットキーを覚えることを目標にします。
なお、この記事はWindows基準で書いております。Macをお使いの方は「Ctrl」を「Command」に読み替えてお進みください。
ショートカットキーを覚える意味とは?
ショートカットキーといえば、WordやExcelで
「Ctrl+Z」…ひとつ戻る
「Ctrl+S」…上書き保存
などが有名ですが、Cubaseではどのようなショートカットキーが使えるのでしょうか?
ショートカットキーを覚えれば、Cubaseの煩わしさから解放されて快適な編集ができます。そして音楽を作るのがもっと楽しくなります。
この記事でショートカットキーを覚えて、楽しいCubaseライフを送りましょう。
①再生/停止
Space:「再生/停止」を交互に実行します。
テンキー0:「停止/再生を始めた場所まで戻る」を交互に実行します。
②操作の取り消し
Ctrl+Z:「操作をひとつ戻る」
録音や打ち込みを取り消すときなどに有効です。フェーダーやエフェクターの目盛りを戻すことはできません。
③上書き保存
Ctrl+S:「上書き保存」
データの消失予防のため、数分おきに押すクセをつけましょう。
④コピー
Ctrl+C:「コピー」
コピーしたい場所(録音した波形でも、打ち込みのMIDIデータでもOK)をマウスで選択し、コピーします。
⑤貼り付け(ペースト)
Ctrl+V:「貼り付け」
コピーしたデータを貼り付けたいスタート地点に再生バーを合わせ、貼り付けを実行します。
コピーして貼り付けする一連の動作のことを、「コピペ」と言います。
⑥複製
Ctrl+D:「複製」
複製したいデータをマウスで選択し、複製をすると「そのデータの直後」に自動で複製されます。
思い通りの場所に複製できなかった場合は、マウスで動かして修正しましょう。
⑦画面の拡大/縮小
H:「画面の拡大」
G:「画面の縮小」
Cubase画面を拡大、縮小することができます。
例えば細かいリズムで打ち込みたいときは拡大し、全体を俯瞰したいときは縮小したりします。
⑧画面の移動
マウスホイールを押しながら移動(Macは2本指で移動):「画面の移動」
好きな場所に移動することができます。
「画面の拡大、縮小」と合わせて、Cubase画面上を自由に動けるようになりましょう。
⑨オートスクロールON/OFF
F:「オートスクロールON/OFF」
Cubaseは、再生バーが画面の右端に近づくと、再生バーが左端になるように自動で画面をスクロールします。
この機能は便利なこともあれば、邪魔なこともあります。
そんなときはキーボードのFでON/OFFを切り替えましょう。