この記事では、「Cubaseから音を出すこと」を目標にします。
①オーディオコネクションの設定
まずは、空っぽのプロジェクトファイルを立ち上げます。
(プロジェクトファイルの立ち上げ方はこちら)
次にパソコンのF4キー(または「スタジオ」をクリック)を叩いて、オーディオコネクションを立ち上げます。
オーディオコネクションとは、Cubaseへの音の出入りを管理する画面です。
出力のタブを開いて、バスを追加➡構成を「Stereo」に変更➡バス名を「Stereo Out」します。
②音楽(オーディオファイル)の読み込み
では、設定した音の出口(StereoOut)から音が出るか確認するために、何か音楽を流してみましょう。
「ファイル」➡「読み込み」➡「オーディオファイル」で、適当な音楽ファイルを読み込みます。
するとこのように、選んだ曲が波形となってCubase上に現れます
再生して、音楽が聴こえればOKです。
③音が出ない場合
音が出ない方は、画面左側にある「e」ボタンをクリックしてください。
するとこのような画面が開きます。
こちらの出力タブを見てみると、「ターゲットなし」になっていませんか?
この出力タブは、選択した音がどこから出ていくかを示したものです。
つまり、さっき作った「Stereo Out」に設定しておかないと音の出口がない状態なのです。
なので、ここが「ターゲットなし」もしくは「No Bus」になっている人は、
「Stereo Out」をクリックして選んでおきましょう。
そうすると、おそらく音が流れるかと思います。
④それでも音が出ない方
音が出ない要因として他には、
- 「ミュートしている」
- 「ボリュームがゼロである」
- 「機器の接続に失敗している」
- 「オーディオインターフェースのドライバーをインストールしていない」
など、いろいろなものが考えられます。