この記事では「チャンネルストリップで音作りをする」ことを目標にします。
Cubaseにはコンプレッサーやイコライザーなど様々なエフェクターが付いていますが、最初は効能とつまみを理解するだけでも大変です。
あなたがやりたいのは、「音作り」ではなく「作曲」のはずです。この記事を読んで、まずは簡単に音作りを済ませてみましょう!
今回はドラムを例にとって書きますが、ほかの楽器でも同様の手順を踏みます。それではどうぞ!
①チャンネルストリップを開く
まずは「eボタン」をクリックします。
すると下のような画面が開きます。
イコライザーのタブの左に、「チャンネルストリップ」というタブがあります。開いてみましょう。
こちらのタブでは、イコライザー、コンプレッサー、ゲートなど、エフェクターを左から順番に挿していく構成になっています。
②プリセットを読み込む
チャンネルストリップには「適切なエフェクターとそのつまみ設定のセット」である「プリセット」が用意されています。
上の箱マークをクリックして、「ストリッププリセットを読み込み」をクリックします。
下のように無数のプリセットが出てくるので、「drums」で絞り込み検索をかけて目的のプリセットを探しましょう。
よく見てみると、スネア、タムなどパーツごとのプリセットもあるのがお分かりでしょうか?
今回はドラムにまとめてエフェクターをかけたいので、「drum buss」というチャンネルプリセットのいずれかをクリックします。
するとこのように、プリセットが読み込まれ、エフェクターが挿さりました。
③エフェクターを後から追加・削除・変更する方法
プリセットを読み込んだ後でも、エフェクターの追加・削除・変更ができます。
- 【追加】名前右上の▼マークを押してエフェクターを追加できます。
- 【削除】名前左上の鍋マークを押してエフェクターのオン/オフを切り替えます。
- 【変更】つまみはマウスで動かして、後から値を変更できます。
④チャンネルストリップを使う理由
冒頭でも書いたように、DTMの目的は「音作り」ではなく「作曲」です。
初心者のうちはチャンネルストリップを使って、音作りを簡単に完成させることで、作曲、アレンジの方に集中することをおすすめします。
もちろんこのプリセットはすべてプロが作っているので、クオリティは申し分ないです。
むしろ初心者のうちは、チャンネルストリップよりも上手にエフェクターを使うことは難しいかも…?
プロに頼るところは頼り、チャンネルストリップで楽しいDTMライフを送りましょう!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。